MAXIS トピックス上場投信とは「TOPIX(東証株価指数)」に連動する成績を目指しているETFになります。
カブドットコム証券のフリーETFに指定されているETFでもあります。
MAXIS トピックス上場投信の詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
---|---|
コード | 1348 |
ベンチマーク | TOPIX |
設定日 | 2009年5月14日 |
信託報酬 | 年0.078%(税別) |
純資産総額 | 16,840億円 |
信託財産留保額 | 無料 |
売買単位 | 10口 |
最低購入単価 | 16,725円 |
決算日 | 年2回(1/16と7/16) |
資産構成 | 株式組入比率…100% うち現物…99.27% うち先物…0.73% (全銘柄数:2019銘柄) |
管理会社 | 三菱UFJ国際投信 |
MAXIS トピックス上場投信の最大の特徴は、やはりフリーETF対象ETFであることでしょう。
カブドットコム証券内での取引は無料で行えますから、非常に魅力的であります。
また信託報酬も競合銘柄と比較して安めであり、長期投資にも効果的に用いることが可能です。
一方流動性や純資産総額が他よりもやや劣っていることが欠点と言えそうです。
しかし短期では利用せず長期投資前提での利用では、あまりデメリットにはなりませんので問題ないでしょう。
組入業種
業種 | 比率 |
---|---|
電気機器 | 14.10% |
輸送用機器 | 9.02% |
情報・通信業 | 7.29% |
化学 | 7.27% |
銀行業 | 7.25% |
機械 | 5.65% |
卸売業 | 4.78% |
小売業 | 4.71% |
医薬品 | 4.65% |
サービス業 | 4.23% |
組入銘柄は?
銘柄名 | 比率 |
---|---|
トヨタ自動車 | 3.30% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.19% |
日本電信電話 | 1.65% |
ソフトバンクグループ | 1.63% |
三井住友フィナンシャルグループ | 1.38% |
ホンダ | 1.21% |
ソニー | 1.20% |
KDDI | 1.16% |
キーエンス | 1.10% |
みずほフィナンシャルグループ | 1.07% |
パフォーマンス・利回りは?
期間 | ファンド | カテゴリ平均 (国内大型株) |
---|---|---|
1カ月 | -4.03% | -2.49% |
3カ月 | +2.31% | +5.91% |
6か月 | -9.99% | -9.47% |
1年 | -2.04% | -2.18% |
3年(年率) | -0.40% | -1.07% |
5年(年率) | +0.06% | -0.94% |
10年(年率) | +8.03% | +7.32% |
※2020年7月末基準
期間 | ファンド |
---|---|
2019年 | +17.99% |
2018年 | -16.09% |
2017年 | +22.1% |
2016年 | +0.2% |
2015年 | +11.9% |
2014年 | +10.1% |
2013年 | +54.2% |
2012年 | +20.7% |
2011年 | -17.1% |
長期ではカテゴリ平均を上回る運用成績ですが、直近はやや下回るパフォーマンスになっています。
コロナショック後のTOPIXリターンですが、日経平均株価に比べて戻りが鈍くなっています。
純資産総額の推移は?
期間 | 純資産総額 |
---|---|
2017年6月 | 約6,930億円 |
2017年1月 | 約5,000億円 |
2016年6月 | 約4,000億円 |
2016年1月 | 約4,100億円 |
2015年6月 | 約3,800億円 |
2015年1月 | 約2,000億円 |
2014年6月 | 約1,900億円 |
2014年1月 | 約1,500億円 |
2013年6月 | 約900億円 |
2013年1月 | 約500億円 |
純資産は大方右肩上がりで推移しており、今後の運用にも安心が持てます。
分配金・配当金は?
決算日 | 分配金 | 利回り |
---|---|---|
2020/7/16 | 180円 | 2.14% |
2020/1/16 | 169円 | 2.06% |
2019/7/16 | 197円 | 2.18% |
2019/1/16 | 154円 | 2.08% |
2018/7/16 | 175円 | 1.74% |
2018/1/16 | 133円 | 1.51% |
2017/7/16 | 160円 | 1.70% |
2017/1/16 | 122円 | 1.69% |
2016/7/16 | 143円 | 2.01% |
2016/1/16 | 128円 | 1.68% |
2015/7/16 | 113円 | 1.48% |
2015/1/16 | 138円 | 1.92% |
分配金は年2回出ていて、現在(2020/8/13時点)利回りは2.09%となっています。
過去の分配金実績を見ても、利回り目的での投資はあまり向いてないと言えます。
競合ETFとの比較
ETF銘柄 | 信託報酬 | 出来高 |
---|---|---|
MAXIS トピックス上場投信 | 年0.078% | 9,086枚 |
TOPIX連動型上場投資信託 | 年0.11% | 310,656枚 |
ダイワ上場投信トピックス | 年0.11% | 30,790枚 |
iシェアーズ TOPIX ETF | 年0.06% | 22,917枚 |
主な同じベンチマークのETFは上記となりますが、信託報酬が2番目に安いことぐらいしか特に秀でている所はありません。
しかし前述したとおり無料で取引できるという大きなメリットがありますので、長期投資ではあまり気にする必要はないかもしれません。
投資家の評判は?
それは同感です。
金額次第では精神安定メリットが、課税デメリットを上回ると考えて、TOPIX には 年二回配当の 1348 のETFで投資しています。
— Sola (@Sola_liberty) February 12, 2020
事前予想されていた事だが、アメリカの指標も減速が明確になってきたので押し目買いのブルETFを現物タイプの1348に変更していきます。
逃げ遅れの10年塩漬けに備えます。検索して信託報酬が安いのがこれだった。
[貸] MAXISトピックス上場投信 (1348)— Tigers (@Tigers59628313) 2018年12月23日
日本株は様子見のつもりだったけど結局MAXISトピックス(1348)を50購入。損益-7.1%
他ETFはまだ買わない。気絶して待つ#インデックス投資— エルミン (@elmine789) 2018年10月29日
ポートフォリオ整理のために手放しちゃいましたが、MAXISのTOPIX ETFなんかはかなり優秀ですよね
— すいさく??????@ひとり辛味生活(非公式) (@suisaku_cacti) 2018年7月29日
@minasek
・三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドのコスト:0.33%(参照『梅屋敷~』)
・MAXIS トピックス上場投信 1348のコスト:0.078%— Ban Shunsaku (@banshunsaku) 2018年7月13日
MAXIS トピックス上場投信の評価
総評になりますが、フリーETF対象銘柄というともありカブドットコム証券で取引を行う場合には、文句なしでおすすめできるETFになるでしょう。
TOPIXに投資信託で投資するよりも、カブドットコム証券で本ETFを最大限利用した方が効率的に長期投資が行えると言えるでしょう。
MAXIS トピックス上場投信を購入できる会社はこちら
おすすめ会社 | カブドットコム証券 岡三オンライン証券(20万円まで手数料タダ) 松井証券(10万円以下手数料無料) |
---|
東証に上場していますのでほとんどの国内証券会社で取引可能ですが、フリーETFに指定されていることからカブドットコム証券で取引を行うのをおすすめします。