ダイワ上場投信トピックスは「TOPIX(東証株価指数)」に連動する動きを目指すETFになります。
設定日が2001年7月とかなり昔から運用されている古参ETFです。
ダイワ上場投信トピックス(1305)の詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 1305 |
ベンチマーク | TOPIX |
設定日 | 2001年7月11日 |
信託報酬 | 年0.11%(税別) |
基準価額 | 1,634円 |
純資産総額 | 4兆3310億円 |
売買単位 | 10口 |
最低購入単価 | 16,348円 |
決算日 | 年1回(7/10) |
信託財産留保額 | 無料 |
管理会社 | 大和証券投資信託委託 |
ダイワ上場投信トピックスの特徴は、競合するETFに比べて流動性がそこそこ高く、純資産総額も着実に増え続けていることが挙げられます。
信託報酬は少し高めで、長期投資におけるコストが気になる人でしたら「MAXIS トピックス上場投信」、もしくは「iシェアーズTOPIX ETF」を利用なされるといいでしょう
ただ信託報酬だけ見るとそこまで気になるレベルの差でもないので、フリーETFを利用しないのならお好みで選んでしまっても良いかもしれません。
資産配分・組入業種・組入銘柄
利回り・パフォーマンスは?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -6.5% | -6.5% |
3カ月 | -4.9% | -5.9% |
6カ月 | -8.1% | -9.3% |
1年 | -11.5% | -13.5% |
3年 | +16.6% | +9.6% |
5年 | +38.9% | +25.9% |
年初来 | +2.4% | +1.2% |
設定来 | +61.9% | +21.0% |
※2019年5月末現在
一見するとベンチマークよりもパフォーマンスが優れているように見えます。
しかしベンチマークに配当が含まれていないにも関わらず、本ETFの成績には配当が含まれていますので、本来なら成績として表示すべきではないでしょう。
ですので、実際のパフォーマンスとしてはそれほど大差がない水準となります。
純資産総額の推移は?
期間 | 純資産総額 |
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2017年4月28日 | 2兆3052億円 |
2017年1月31日 | 1兆9342億円 |
2016年10月31日 | 1兆5235億円 |
2016年7月29日 | 1兆2988億円 |
2016年4月30日 | 1兆2578億円 |
純資産総額は順調に増え続けていて、定期的に大口の買いが見受けられます。
純資産ランキングでも上位につけており、TOPIXファンドではTOPIX連動型上場投資信託に次ぐ規模を誇っています。
配当金・分配金は?
決算日 | 分配金 | 利回り |
---|---|---|
2018/7/10 | 321円 | 1.80% |
2017/7/10 | 257円 | 1.51% |
2016/7/10 | 260円 | 2.08% |
2015/7/10 | 242円 | 1.48% |
2014/7/10 | 164円 | 1.26% |
2013/7/10 | 98円 | 0.80% |
毎年分配金を出しており、2019年6月25日時点での分配金利回りは1.96%となっています。
以前の利回りは良くありませんでしたが、最近になって競合するETFと同水準になりました。
投資家の評判は?
今のところ #つみたてNISA ではなく #現行NISA のままでいく予定ですが、もし私がつみたてNISAを使うとしたら「ダイワ上場投信-トピックス(銘柄コード:1305)」を積み立てたいです。
つみたてNISAではETFはどういう積立方法になるんだろう?定額積立なのか、それとも「○口ずつ積立」とか?— またたび (@februaryneco) 2017年12月1日
【つみたてNISA】大和証券でETFの購入が可能になるとの事。
ダイワ上場投信(トピックス、日経225、JPX日経400)
信託報酬も0.27%以内に変更。
具体的なつみたて方法は未定。— しんたろう (@shintaro_money) 2017年11月30日
ダイワ上場投信トピックス(1305)の評価
ダイワ上場投信トピックスですが、ほかと同ベンチマークのETFに比べて突出するものはありませんが、そこまで大差がないのも事実です。
どうしてもコストを安くで押さえたい方は、無料で売買できるフリーETF対象の「MAXIS トピックス上場投信」を利用するのをおすすめします。
また短期取引で流動性を気になさる方でしたら、「TOPIX連動型上場投資信託」を利用すると良いでしょう。
おすすめな証券会社は?
東京証券取引所に上場しているので、国内のほとんどの証券会社で購入可能となっています。
手数料の安さを追及するなら、むさし証券、岡三オンライン証券で取引を行うのが良いと思います。
取引ツールの使いやすさを重視するなら、楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券を利用するのが最適でしょう。