日経平均の2倍の値動き!?NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)の評価・解説

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信は日経平均株価の上昇率2倍の動きを目指す指数である「日経平均レバレッジ・インデックス」に連動したレバレッジ型ETFです。

流動性がかなり高く、短期トレードで利益を狙いたい方にはぴったりなETFとなるでしょう。

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NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1570
ベンチマーク 日経平均レバレッジ・インデックス
設定日 2012年4月10日
(上場:2012年4月12日)
信託報酬 年0.80%(税別)
基準価額 33,550円
純資産総額 2,939億円
月間出来高 72,228,649万株
売買単位 1口
最低購入単価 33,550円
決算日 年1回(5月20日)
信託財産留保額 0.05%
信託期間 無期限
資産構成 現金、その他資産…100%
(指数先物…225.4%)
投資方針 日経平均レバレッジ・インデックスを投資対象とし、対象指数に連動する投資成果を目指す
管理会社 野村アセットマネジメント株式会社

最大の特徴は日経平均レバレッジETFとしては他を圧倒する出来高を誇っていることでしょう。
レバレッジETFは流動性が重要になってきますので、出来高の多さから本ETFが一番おすすめできます。

その分信託報酬がやや高めですが、短期取引で利用する際にはあまり気にする必要はないでしょう。

レバレッジETFである本ETFは日経平均よりも大きく変動しますので、ハイリスク・ハイリターンのETFとなります。

レバレッジETFの注意点

レバレッジタイプのETFは基準日から2日以上離れた日と比較した場合、完全な2倍の基準価格になるということではありません。
日経平均株価が半年後20%上昇していたとしても、必ずしもレバレッジETFが40%上昇しているわけではないということです。

あと値動きの少ないレンジ相場ではレバレッジの特性上、下落が進んでしまいます。

もちろん上昇トレンドが長く続く場合は2倍以上のリターンとなる場合もありますが、長期的に保有すればするほど下落リスクがつきまといますので、長期投資には向かないETFと言えるでしょう。

利回り・パフォーマンスは?

期間 ファンド ベンチマーク
1カ月 12.0% 9.2%
3カ月 21.5% 19.2%
6カ月 59.4% 54.7%
1年 84.5% 76.2%
3年 67.7% 53.1%
設定来 649.2% 526.1%

※2021年2月末時点

コロナバブルを受けて、株価は大きく高騰しています。
コロナショック時の底値で拾えていれば、約3倍のリターンになっています。

出来高・流動性は?

年月 月間出来高
2021年1月 73,501,285株(約7350万枚)
2020年12月 103,850,991株(約1億385万枚)
2020年11月 138,227,636株(約1億3822万枚)
2020年10月 99,402,949株(約9940万枚)

以前よりも流動性が乏しくなっていますが、現在でも出来高ランキングの常連となっています。

分配金と配当金は?

今まで一回も出しておりません。
そもそも長期保有には向いていない銘柄ですので気にする必要はないかもしれませんね。

投資家の評判は?

NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信の評価

圧倒的な流動性の高さから、日経平均のレバレッジETFで短期取引を行う場合は本ETFで決まりでしょう。
上昇トレンドが発生した際に上手く乗れれば、短期でも大きな利益を生み出すことができます。

ただレバレッジETFはリターンが2倍になる代わりに、下落時はマイナスリターンも2倍になりますので、十分なリスク管理のもとで取引を行うようにしたいですね。

おすすめな証券会社は?

東証に上場している為、国内のほぼすべての証券会社で購入可能です。

手数料の安さを求めるのであれば、岡三オンライン証券むさし証券で取引を行うのが良いでしょう。
取引ツールの使いやすさと利便性を重視するなら、楽天証券SBI証券GMOクリック証券を利用するのが良いと思います。

国内株式型ETF
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