配当利回りトップの国内株式型ETF!NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)の評価と配当・利回りなど解説

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NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(愛称:日経高配当株50ETF)は、国内の高配当銘柄を投資対象とするETFのことです。
野村アセットマネジメント「NEXT FUNDS」シリーズの一つとして、2017年2月10日に設定されています。

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NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
対象資産 国内株式
コード 1489
ベンチマーク 日経平均高配当株50指数
設定日 2017年2月10日
(上場は2017年02月13日)
信託報酬 年0.28%(税別)
純資産総額 332億円
出来高(月間) 41,596株
決算日 年4回(1月、4月、7月、10月の各7日)
売買単位 1口
最低購入単価 30,599円
信託期間 無期限
信託財産留保額 なし
資産構成 株式:99.7%
その他の資産:0.3%
組入銘柄数:50柄数
管理会社 野村アセットマネジメント

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信の特徴は、国内の優良高配当銘柄に絞って投資を行っていることになります。
日経平均構成銘柄の中から、予想配当利回りの高い50銘柄で構成されています。

ベンチマークの「日経平均高配当株50指数」は、配当利回りだけでなく流動性(売買代金)も考慮して投資銘柄を吟味しています。
1銘柄の最大ウェートは5%となっており、一つの企業に偏って投資することがないので安心です。

毎年6月末に定期見直し(リバランス)を行っていて、自動で構成銘柄の入れ替えを行ってくれます。
また日経平均から除外されたり無配となった場合は、直ちに投資対象から除外されます。

売買単位は1口ですが、基準価額がやや高めです。
なお楽天証券なら本ETFが手数料無料で取引できるのでおすすめです。

業種別配分

銘柄名 比率
銀行業 15.2%
卸売業 15.1%
輸送用機器 10.7%
化学 8.0%
機械 7.2%
その他業種 43.5%

組入上位銘柄

銘柄名 比率
三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.2%
SUBARU 3.1%
NTTドコモ 3.1%
みずほフィナンシャルグループ 3.0%
武田薬品工業 3.0%
日本たばこ産業 3.0%
キヤノン 3.0%
日産自動車 3.0%
三井住友フィナンシャルグループ 3.0%
東海カーボン 3.0%

配当利回り4%越えの、三菱UFJフィナンシャル・グループやSUBARUなどが上位となっています。
また株価が下落し今や利回り8%強の日産自動車にも多く投資しています。

利回り・パフォーマンスは?

期間別騰落率

期間 ファンド iシェアーズ
MSCIジャパン
1カ月 -1.6% +0.44%
3カ月 -6.0% -3.39%
6カ月 -6.4% -3.51%
1年 -13.7% -12.03%
設定来 -2.8%

年度別騰落率

期間 ファンド
2018年 -17.29%

※2019年7月末時点

同じ高配当銘柄を投資対象とするiシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478)と成績を比較してみました。
今のところ、全ての期間で本ファンドの方がパフォーマンスで劣っています。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(1口当たり)
2019/7 73円
2019/4 604円
2019/1 90円
2018/10 544円
2018/7 74円
2018/4 558円
2018/1 74円
2017/10 477円
2017/7 62円
2017/4 443円

年4回分配金が出されており、2019年8月31日時点での利回りは4.28%となっています。
これは全国内ETFの中で、上場インデックスファンド新興国債券(1566)(5.9%程度)、iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり)(4.6%程度)に次ぐ高い利回りとなっています。

投資家からの評判は?

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信の評価

NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信ですが、優良高配当銘柄にこれ1本で分散投資できることが評価されています。
全ての銘柄を買うとなると多額の資金が必要となるので、限られた資金で投資する際は活用したいETFとなります。

投資対象は日経平均銘柄ですので、比較的株価変動リスクは小さく安心して投資できることが魅力と言えます。
出来高は多くありませんが取引できない水準ではありません。

株式型のETFでは現在トップの配当利回りとなっており、インカムゲイン狙いの投資には最適のファンドとなるでしょう。
日経平均株価が軟調なため本ETFの成績もイマイチな状況ですが、大きく売られた際にその都度仕込んでおけば反発時にキャピタルゲインも狙えます。

iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETFなど他にも高配当型ETFは存在しますが、とにかく高い配当利回りを得たい場合におすすめのETFと言えるでしょう。

おすすめな証券会社は?

東証に上場しているETFですので、国内ほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。

コストを抑えたい場合、本ETFが手数料無料で取引できる楽天証券がおすすめです。
10万円以下の少額資金で投資を行うなら、手数料無料で取引が行える岡三オンライン証券松井証券SBI証券を利用するのが最適です。

国内株式型ETF
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