上場インデックスファンドTOPIXは東証株価指数(TOPIX)に連動するパフォーマンスを目指しているETFとなります。
運用期間は15年以上にわたる古株のETFです。
上場インデックスファンドTOPIXの詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 1308 |
ベンチマーク | TOPIX |
設定日 | 2001年12月20日 (上場は2002年1月9日) |
信託報酬 | 年0.088%(税別) |
基準価額(株価) | 1,768円 |
純資産総額 | 33,926億円 |
出来高(月間) | 6,675,200株 |
売買単位 | 100株 |
最低購入金額 | 176,800円 |
決算日 | 年1回(7/8) |
信託財産留保額 | なし |
資産構成 | 株式:99.75% 現金・その他資産:0.25% 銘柄数:2,061銘柄 |
管理会社 | 日興アセットマネジメント |
上場インデックスファンドTOPIXは、信託報酬が年0.088%と他と比べて、比較的安めであることが評価できます。
ただ売買単位が100株ですので、最低購入金額も跳ね上がり16万円以上と、通常株を買うのと変わらないぐらいの資金が必要となります。
この点が少額資金で投資を行いたい方にとっては、利用しにくいETFと言えますね。
10万円以上の約定金額になりますので、松井証券のボックススレート(約定金額10万円以下は無料)にも当てはまらず、活用できないのが残念です。
昔からある古株ETFなだけに、純資産総額と流動性はトップレベルになります。
しかしこれもTOPIX連動型上場投資信託という純資産&出来高NO.1のETFが君臨していますので、本ETFを活用するメリットがあまりないと言わざるを得ないですね。
組入業種
業種 | 比率 |
---|---|
電気機器 | 13.07% |
輸送用機器 | 8.34% |
銀行業 | 8.04% |
情報・通信業 | 7.98% |
化学 | 6.95% |
機械 | 5.04% |
小売業 | 4.65% |
医薬品 | 4.57% |
食料品 | 4.56% |
卸売業 | 4.35% |
組入銘柄
銘柄 | 比率 |
---|---|
トヨタ自動車 | 3.19% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.12% |
日本電信電話 | 1.84% |
ソフトバンクグループ | 1.68% |
三井住友フィナンシャルグループ | 1.38% |
ソニー | 1.30% |
KDDI | 1.21% |
本田技研工業 | 1.18% |
キーエンス | 1.10% |
みずほフィナンシャルグループ | 1.08% |
本ETFを購入することによって、東証に上場しているすべての銘柄に投資が行えます。
日経平均をベンチマークとするETFよりも、分散が効いた投資が可能になります。
利回り・運用成績は?
期間 | リターン | ベンチマーク |
---|---|---|
1カ月 | -2.05% | -2.94% |
3カ月 | -4.69% | -5.57% |
6カ月 | +3.56% | +2.48% |
1年 | +13.93% | +13.47% |
年初来 | -4.69% | -5.57% |
設定来 | +74.35% | +69.52% |
※上記成績は2018年3月30日時点
期間 | リターン | ベンチマーク |
---|---|---|
2017年 | +20.18% | +19.69% |
2016年 | -1.88% | -1.85% |
2015年 | 10.41% | 9.93% |
2014年 | 8.38% | 8.08% |
2013年 | 51.79% | 51.46% |
2012年 | 18.68% | 18.01% |
ベンチマークとしているTOPIXは、アメリカ株式の好調を受けて上昇しています。
ファンドの成績は信託報酬控除後のリターンとなっています。
純資産の推移
期間 | 純資産総額 |
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2017年6月 | 約23,546億円 |
2017年1月 | 約17,581億円 |
2016年6月 | 約12,707億円 |
2016年1月 | 約12,936億円 |
2015年6月 | 約12,457億円 |
2015年1月 | 約8,811億円 |
相場軟調時には停滞していましたが、大局的には右肩上がりの増加となっています。
TOPIX ETFとしても、純資産トップクラスの水準になります。
出来高・流動性は?
年月 | 月間出来高 |
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2017年6月 | 11,140,000株 |
2017年3月 | 5,867,200株 |
2016年12月 | 14,421,500株 |
2016年9月 | 5,100,500株 |
2016年6月 | 12,329,800株 |
2016年3月 | 11,111,800株 |
分配金・配当金は?
決算日 | 分配金 | 利回り |
---|---|---|
2018年7月8日 | 3,130円 | 1.83% |
2017年7月8日 | 2,578円 | 1.59% |
2016年7月8日 | 2,566円 | 2.11% |
2015年7月8日 | 2,189円 | 1.37% |
2014年7月8日 | 2,076円 | 1.62% |
毎年分配が出されていて、現時点(2019.02.22)での分配金利回りは1.90%となっております。
2016年は価格が底値での分配でしたので、利回りが高くなっております。
利回り的には、他のTOPIXファンドと比べて同水準になります。
さらに高い利回りで運用を行っていきたい方は、比較的高利回りであるiシェアーズTOPIX ETFが最適だと言えるでしょう。
投資家からの評判は?
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」を読んだ
・外貨預金だめ ・硬いのは国債と投資信託
・投資信託は信託報酬手数料安いもの、毎月分配型はだめ
・上場インデックスファンドTOPIX
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・家買わない・NISA・積立投資・確定拠出年金— せぴぃ (@sepianote) 2018年10月20日
6.投資信託の買い方
国内と国外を、50:50の割合で。国内なら
①上場インデックスファンドTopix外国なら
②ニッセイ外国株式インデックスファンドがオススメ??
7.生命保険に入る前に国の制度を知る
遺族年金や高額療養費制度など。8.年金は3種類ある
(公的、企業、保険会社)— ざっきぃ@山形好きなブロガー (@zakkii_no1) 2018年8月18日
他のETFではTPX型の1308が13ポイント程割高で寄ったようだ。寄りの出来高も22万口もありもったいなかった。最近は他に見る銘柄が増え、1308は監視外にしてしまっていた。
— long gamma (@skew123) 2018年2月9日
よくなってきたけど、喉はちょい枯れやな。
本読み漁ったりの毎日。投資信託は
ニッセイ外国株式インデックスファンド
ひふみぷらす
上場インデックスファンドTOPIX
初心者なのでここから始めます。余談、リップル購入したかったけど、動けないので断念したアカウントがコチラ←
— 七筋の閃光/オーセブンダックス (@karudea) 2018年1月11日
上場インデックスファンドTOPIXの評価
上場インデックスファンドですが、少額の資金で投資、またはコツコツと積立を行いたい方には不向きなETFですが、ある程度まとまった資金で買付するなら、出来高はまずまずありますので検討する価値はあると思います。
ただ長期目的であれば、フリーETF対象銘柄で無料で取引できるMAXIS トピックス上場投信を利用する方が、効果的に運用を行っていけるでしょう。
おすすめな証券会社は?
東証に上場していますので、国内の証券会社ほぼ全てで購入可能です。
取引にかかるコストをなるべく安く抑えたいならDMM株、少額(10万円以下)で取引を行いたいなら岡三オンライン証券、楽天証券、松井証券、取引ツールの使いやすさを求めるならGMOクリック証券を利用するのがおすすめです。