東証REIT Core指数に投資できる初のETF!MAXIS Jリート・コア上場投信(2517)の評価と配当・利回りなど解説

MAXIS Jリート・コア上場投信は、東証REIT Core指数に連動する動きを目指すETFになります。

MAXIS(マクシス)シリーズの一つとして2018年4月16日に設定されます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

MAXIS Jリート・コア上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 2517
ベンチマーク 東証REIT Core指数
設定日 2018年4月16日
(2018年4月17日)
基準価額(株価) 1,046円
信託報酬 年0.25%(税別)
純資産総額 270億円
売買単位 10口
最低購入単価 9,642円
決算日 年4回(2/10、5/10、8/10、11/10)
信託財産留保額 無料
資産構成 実質国内REIT組入比率
うち現物:98.98%
うち先物:1.02%
管理会社 三菱UFJ国際投信

MAXIS Jリート・コア上場投信の最大の特徴は、東証REIT Core指数を投資対象とする初のETFであることになります。
東証REIT Core指数は2018年3月26日に公表したばかりであり、いち早くMAXISシリーズが投入した形です。

東証REIT Core指数とは、東証REIT指数の構成銘柄のうち、時価総額売買代金の水準により銘柄を選定する均等加重型の指数となります。
上記の説明ではわかりづらいかと思いますが、簡単に言うと東証REIT指数の銘柄から絞り込んで投資を行うという意味です。

銘柄の選定基準としては、流動性に優れていること、東証REIT指数において時価総額上位であることなどです。
構成銘柄数は26銘柄となっており、毎年6月に銘柄の入れ替え(リバランス)が行われます。

東証REIT指数(60銘柄)と比較して分散性で劣ることや、中小型REIT銘柄の比率が高くなることは頭に入れておく必要があります。
ただ中小型REITの割合が大きくなるので、ボラティリティとしては高くなるメリットもあります。

分配は年4回行われる予定で、分配金を得ながら価格変動によるリターンも狙っていく投資を行うことができます。

組入銘柄

銘柄名 比率
日本アコモデーションファンド投資法人 4.04%
大和ハウスリート投資法人 4.03%
大和証券オフィス投資法人 4.00%
プレミア投資法人 3.92%
ユナイテッド・アーバン投資法人 3.89%
野村不動産マスターファンド 3.89%
日本リテールファンド投資法人 3.87%
アクティビア・プロパティーズ 3.86%
ジャパンリアルエステイト 3.84%
アドバンス・レジデンス投資法人 3.82%
日本ビルファンド投資法人 3.82%
日本プライムリアルティ投資法人 3.81%
オリックス不動産投資法人 3.80%
積水ハウス・リート投資法人 3.79%
ヒューリックリート投資法人 3.78%
ジャパン・ホテル・リート 3.78%
ケネディクス・オフィス投資法人 3.76%
森トラスト総合リート投資法人 3.75%
フロンティア不動産投資法人 3.75%
日本プロロジスリート投資法人 3.73%
産業ファンド投資法人 3.71%
ジャパンエクセレント投資法人 3.71%
森ヒルズリート投資法人 3.69%
GLP投資法人 3.68%
イオンリート投資法人 3.64%
日本ロジスティクスファンド 3.60%

パフォーマンス・利回りは?

期間 リターン
1カ月 -0.88%
3カ月 +5.56%
6カ月 -24.75%
1年 -17.07%
設定来 +3.68%

※2020年7月31日時点

コロナショックの影響により、市場価格が大幅に下落しています。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(10口当たり)
2020/5 116円
2020/2 114円
2019/11 64円
2019/8 94円

2020年8月8日時点の配当利回りは、年4.02%となっています。

投資家の評判は?

MAXIS Jリート・コア上場投信の評価

MAXIS Jリート・コア上場投信ですが、東証REIT Core指数をベンチマークとする唯一のETFであることが評価できます。
信託報酬も、リート最安ETFであるMAXIS Jリート上場投信年0.25%)と同じであることが魅力です。

東証REIT指数と過去リターンを比較してみると、やや東証REIT Core指数の方が値動きが大きくなる傾向があるみたいです。
その分リスクも高くなりますが、東証REIT指数と異なる特性を持ったインデックスに投資をしたい方には投資価値のあるETFになるでしょう。

おすすめ証券会社は?

東京証券取引所に上場予定ですので、国内ほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。。

少額(10万円以下)で取引を行うなら、SBI証券楽天証券岡三オンライン証券を利用すれば手数料無料となります。
全体的な手数料コストを抑えたい場合や、取引ツールの利便性を重視する方はDMM株がおすすめです。

リート型ETF
スポンサーリンク
スポンサーリンク
vb93esnbvusをフォローする
ETFではじめる投資ガイド