国内リート最安ETF!ダイワ上場投信-東証REIT指数(1488)の評価と解説

ダイワ上場投信-東証REIT指数は、東証REIT指数に連動する動きを目指しているETFになります。
本ETFに投資することで、国内の不動産全体に分散投資が行うことが可能です。

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ダイワ上場投信-東証REIT指数の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1488
ベンチマーク 東証REIT指数
設定日 2016年10月25日
信託報酬 年0.155%(税別)
純資産総額 1,277億円
決算日 年4回(3月、6月、9月、12月)
売買単位 10口
最低購入単価 17,340円
資産構成 国内リート…62銘柄
国内リート 先物…1銘柄
管理会社 大和証券投資信託委託株式会社

ダイワ上場投信-東証REIT指数の特徴は、東証REIT指数をベンチマークとするETFの中で、最も低い信託報酬であることになります。
信託報酬年0.155%は、iシェアーズ Jリート ETF(年0.16%)を僅かに下回って最安の座についています。

比較的設定間もないiシェアーズ Jリート ETFよりも、さらに後発のETFであるため、コストの優位性で挑んできたのでしょう。
長期での投資を行うほど保有コストの負担がのしかかってきますので、信託報酬が安いに越したことはなくありがたいことですね。

しかしまだ運用実績が短いこともあり出来高は乏しく、短期での取引には使いづらいでしょう。

年4回の分配を行う予定ですので、分配金狙いの投資にも活用できると思います。

用途別構成

用途 比率
オフィス不動産 32.5%
各種不動産 29.0%
工業用不動産 11.8%
店舗用不動産 9.7%
住宅用不動産 9.0%
ホテル・リゾート不動産 6.4%
ヘルスケア不動産 0.3%

組入銘柄

用途 比率
日本ビルファンド 7.3%
ジャパンリアルエステイト 6.8%
野村不動産マスターF 5.3%
ユナイテッド・アーバン投資法人 4.5%
日本リテールファンド 4.5%
オリックス不動産投資 4.0%
大和ハウスリート投資法人 3.7%
日本プロロジスリート 3.5%
アドバンス・レジデンス 3.2%
GLP投資法人 3.1%

利回り・パフォーマンスは?

期間 ファンド カテゴリ
(国内REIT)
1カ月 +5.64% +5.13%
3カ月 +4.10% +4.28%
6カ月 -11.55% -12.61%
1年 -12.82% -12.88%
3年(年率) +5.23% +4.52%
設定来 +14.41%

※2020年8月末時点

国内リートはコロナショックでの暴落から一旦反発しています。
ただ他の資産より戻りが鈍く、元の水準まで回復しきれていません。

純資産は設定から順調に増えており、今後の増大も期待できるでしょう。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(10口当たり)
2020/9 226円
2020/6 119円
2020/3 254円
2019/12 116円
2019/9 206円
2019/6 117円
2019/3 226円
2018年合計 651円
2017年合計 432円

分配金は年4回となっています。
毎年増配を続けているのが嬉しいですね。

2020年9月11日時点の分配金利回りは、年4.12%となっています。

投資家からの評判は?

ダイワ上場投信-東証REIT指数の評価

ダイワ上場投信-東証REIT指数ですが、国内リートに投資しているETFの中で最も安い信託報酬であることが評価できます。
リートETFということもあり利回りも期待できて、さらに年4回の分配であることも、分配金狙いの投資で活用できることかと思います。

ただ短期トレードに利用する際は不向きとなりますので、その場合は流動性が高いNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信を選択されるのが良いかと思います。

本ETFは、長期投資でなるべく保有コストをおさえたい方に最適なETFとなるでしょう。

おすすめな証券会社は?

東証に上場していますので、国内のほとんどの証券会社で購入可能となっています。

手数料を抑えたい方は、むさし証券で取引を行うのが良いと思います。
少額(10万円以下)で手数料無料の取引を行いたいなら松井証券楽天証券(いちにち定額コース)、SBI証券(アクティブプラン)を利用するのが最適でしょう。

リート型ETF
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