フリーETF対象!MAXIS Jリート上場投信(1597)の評価と解説

MAXIS Jリート上場投信は、東証REIT指数に連動する動きを目指しているETFになります。

本ETFを利用すれば、国内の不動産に分散して投資を行うことができます。

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MAXIS Jリート上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1593
ベンチマーク 東証REIT指数
設定日 2014年2月24日
信託報酬 年0.25%(税別)
純資産総額 約1667億円
売買単位 10口
最低購入単価 2,113円
決算日 年4回(3/8、6/8、9/8、12/8)
信託財産留保額 無料
資産構成 国内REIT組入比率…100%
内 現物…98.62%
内 先物…1.39%
全組入銘柄数…58
管理会社 三菱UFJ国際投信

MAXIS Jリート上場投信の最大の特徴は、フリーETF対象のETFであるため、カブドットコム証券では無料で取引できることになります。
どんなに取引を行っても手数料がタダですので、コストを気にせずETF投資を行っていけます。

また分配も年4回行われており利回りも高い水準ですので、分配金狙いの投資でも活用ででます。

ただ出来高は競合するETFに比べて少ない水準ですので、短期トレードに利用するのは向いておりません。
短期取引なら、出来高が最も多いNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信を利用するのが良いでしょう。

組入上位10銘柄

銘柄名 比率
日本ビルファンド投資法人 7.20%
ジャパンリアルエステイト投資法人 6.78%
野村不動産マスターファンド投資法人 5.57%
日本リテールファンド投資法人 5.15%
ユナイテッド・アーバン投資法人 4.82%
オリックス不動産投資法人 4.13%
日本プロロジスリート投資法人 3.95%
大和ハウスリート投資法人 3.67%
アドバンス・レジデンス投資法人 3.40%
日本プライムリアルティ投資法人 3.15%

組入銘柄は全58銘柄で構成されていますが、一つの銘柄で数多くの不動産に投資を行っていることから、トータルではかなり分散が効いた組入銘柄となっています。

オフィス系リートの比率が高くなっており、景気に左右されやすいのも特徴となります。

パフォーマンス・利回りは?

期間 リターン カテゴリ平均
(国内リート)
1カ月 +4.50% +4.20%
3カ月 +14.09% +14.04%
6カ月 +18.81% +18.69%
1年 +31.24% +32.53%
3年年率 +10.05% +9.71%
5年年率 +4.94% +4.60%
設定来 +72.88%

※2021年5月5日時点

ファンドのリターンは、分配金が含まれた数値となっています。

ベンチマークである東証REIT指数は、コロナショック後の戻りが遅かったですが、直近では好調なリターンを残しています。

純資産の推移は?

純資産はコロナショック時に大きく減らしましたが、現在は元の水準まで回復しつつあります。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(10口当たり)
2021/3 221円
2020/12 116円
2020/9 215円
2020/6 120円
2020/3 242円
2019/12 114円
2019/9 218円
2019/6 107円
2019/3 236円
2018年累計 622円
2017年累計 590円
2016年累計 527円

本ETFは、毎年4回の決算すべてで分配を出しております。
2021年3月の分配金は前年より少し少なくなっています。

2021年5月5日時点での分配金利回りは3.18%と、3%を切る水準まで低下しており、配当狙いとしてはやや魅力が薄くなっています。

投資家からの評判は?

MAXIS Jリート上場投信の評価

MAXIS Jリート上場投信は、フリーETFの一つとなっているETFですので、カブドットコム証券では0円で取引できることが評価できます。
楽天証券SBI証券でも無料で買い付けることができ、手数料を気にせずリートに投資できることが嬉しいですね。

また信託報酬も比較的低い水準であり、分配金狙いの長期投資にも活用できるETFとなるでしょう。

リート型ETF
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