低コストで国内REITに投資できる!iシェアーズ Jリート ETF(1476)の評価・解説

1476

iシェアーズ Jリート ETFは、国内のREIT(不動産)市場に連動する成績を目指しているETFです。
「ブラックロック・グループ」が運用しているiシェアーズ(iShares)シリーズの一つとなります。

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iシェアーズ Jリート ETFの詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1476
ベンチマーク 東証REIT指数
設定日 2015年10月19日
信託報酬 年0.16%(税別)
基準価額 1,688円
純資産総額 1764.45億円
出来高(月間) 142,075株
決算日 年4回(2月、5月、8月、11月の9日)
売買単位 1口
最低購入単価 1,902円
信託期間 無期限
信託財産留保額 なし
資産構成 不動産投資信託:98.53%
その他:1.43%
組入銘柄数:59柄数
管理会社 ブラックロック・ジャパン

iシェアーズ Jリート ETFの特徴は、競合するETFと比較して、低コストで日本の不動産に投資できることになります。
国内ETFでは、「ダイワ上場投信-東証REIT指数(年0.155%)」に次ぐ安さで運用することができます。

売買単位も1口ですので、現在なら2,000円以下で買える点も魅力的です。
手数料のかからない証券会社で、コツコツと積み立てていくのも良いでしょう。

後発のETFであり、運用期間もまだまだ短いですので純資産総額は他と比べると少なくなっています。
ただ現在は順調に増加しておりますので、特に心配することはないでしょう。

出来高も「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信」と比べるとかなり劣りますので、短期トレードにはあまり向いておりません。
本ETFは、低い保有コストで運用可能になっていますので、中長期で運用する際に利用するのかいいでしょう。

組入銘柄

銘柄名 比率
日本ビルファンド投資法人 7.15%
ジャパンリアルエステイト投資法人 6.70%
野村不動産マスターファンド投資法人 5.44%
日本リテールファンド投資法人 5.21%
ユナイテッド・アーバン投資法人 4.79%
オリックス不動産投資法人 4.07%
日本プロロジスリート投資法人 3.99%
大和ハウスリート投資法人 3.65%
アドバンス・レジデンス投資法人 3.35%
日本プライムリアルティ投資法人 3.12%

利回り・パフォーマンスは?

期間別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
3カ月 +7.13% +6.01%
1年 +10.29% +6.07%
3年 +15.74% +3.92%
設定来 +22.62% +8.95%

年度別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
2018年 +10.91% +6.68%
2017年 -7.03% -10.39%
2016年 +9.58% +6.20%

ベンチマークをかなり上回る成績を残していますが、これはファンドの成績に分配金を含んでいるためです。

本ETFのベンチマークは配当が再投資されていない数値のため、若干成績が劣ってしまうことになります。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(1口当たり)
2018/11/9 16円
2018/8/9 15円
2018/5/9 12円
2018/2/9 15円
2017/11/9 16円
2017/8/9 15円
2017/5/9 14円
2017/2/9 16円
2016/11/9 12円
2016/8/9 10円
2016/5/9 8円
2016/2/9 9円

年4回の決算で分配金を出しており、2017年9月29日時点での利回りは3.04%となっています。
2018年はリート市場の好調により価格上昇しましたが、分配額は変わらず利回りがやや下がっています。

投資家からの評判は?

iシェアーズ Jリート ETFの評価

iシェアーズ Jリート ETFですが、最安レベルの低いコストで運用できて、分配金も高めであることが評価できます。

また1口単価が安いため、少額資金でも投資を行える点が魅力的になります。
分配金利回りが良くて、尚且つ安い金額で国内不動産に投資したい場合は、最有力のETFだと言えます。

約定代金10万円以下は無料で取引できる松井証券などで、コツコツとETF積立を行っていくのも良いでしょう。

競合ETFでは、MAXIS Jリート上場投信がフリーETFを利用すれば無料で取引できます。
まとまった資金で一気に投資を行いたい場合は、MAXIS Jリート上場投信を利用するのが良いと思います。

おすすめな証券会社は?

東京証券取引所に上場しているので、国内のほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。

手数料の安さを追及するなら、むさし証券で取引を行うのが良いと思います。
少額(10万円以下)で取引を行いたいなら松井証券、取引ツールの使いやすさを重視するならSBI証券楽天証券GMOクリック証券を利用するのが最適でしょう。

リート型ETF
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