【VGSH】バンガード・米国短期国債ETFは、米国の短期投資適格債券に投資しているETFになります。
【VGSH】バンガード・米国短期国債ETFの詳細
上場市場 | NASDAQ(ナスダック) |
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コード | VGSH |
ベンチマーク | ブルームバーグ・バークレイズ米国 国債浮動調整(1-3年)インデックス |
設定日 | 2009年11月19日 |
信託報酬 | 年0.05%(税別) |
純資産総額 | 52億米ドル |
売買単位 | 1株 |
最低購入単価 | 6,430円 |
決算日 | 毎月 |
管理会社 | ザ・バンガード・グループ・インク |
【VGSH】バンガード・米国短期国債ETFは、アメリカの短期国債に幅広く投資できることが特徴です。
低リスクと言われる残存期間1~3年までの短期債券で運用されています。
最高格付け「Aaa」の米国国債に投資しているため、安全性の高い債券ETFとなります。
経費率は0.05%と最安ではありませんが、他のバンガードETF同様、超低コストで運用できることが魅力ですね。
毎月分配金を出しており、安定的に配当を受け取りたい方には最適なETFとなるでしょう。
主なデータ
構成債券銘柄数 | 94銘柄 |
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平均デュレーション | 1.9年 |
平均残存期間 | 2.0年 |
実効利回り | 1.8% |
平均クーポン | 2.1% |
格付別構成比率
信用格付 | 比率 |
---|---|
米国政府 | 99.8% |
AAA | 0.2% |
AA | 0% |
A | 0% |
BBB | 0% |
BAA未満 | 0% |
日本国債よりも格付けが高い米国国債に投資を行っています。
残存期間別構成比率
残存期間 | 比率 |
---|---|
1年未満 | 1.6% |
1 – 3年 | 98.4% |
発行体別構成比率
発行体 | 比率 |
---|---|
国債 | 99.8% |
その他 | 0.2% |
信用力の高い投資適格債券で構成されており、ほぼ全てが国債となっています。
利回り・パフォーマンスは?
期間別騰落率
期間 | ファンド | BND |
---|---|---|
3ヵ月 | +1.18% | +3.33% |
年初来 | +2.36% | +6.40% |
1年 | +3.91% | +8.13% |
3年 | +1.23% | +2.09% |
5年 | +1.15% | +2.99% |
設定来 | +1.01% | – |
年間別騰落率
年間 | ファンド | BND |
---|---|---|
2018年 | +1.55% | -0.08% |
2017年 | +0.28% | +3.54% |
2016年 | +0.89% | +2.54% |
2015年 | +0.45% | +0.49% |
2014年 | +0.49% | +5.87% |
2013年 | +0.35% | -2.11% |
2012年 | +0.38% | +3.99% |
2011年 | +1.39% | +7.86% |
2010年 | +2.24% | +6.25% |
2009年 | -0.46% | +3.46% |
※2019年7月末現在
値動きが非常に安定しており、ローリスクな分ローリターンでもあります。
そのためキャピタルゲインによる利益は期待しない方が良いでしょう。
同じ米国債券に投資する【BND】バンガード・米国トータル債券市場ETFとパフォーマンスを比べたところ、BNDの方が価格変動が大きくリスクも高くなっています。
債券ETFでもリターンを狙いたい場合はBND、手堅く配当金のみでOKな場合は本ETFを選ぶようにしましょう。
配当金・分配金は?
決算日 | 分配金(1口当たり) |
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2019/8 | 0.121800米ドル |
2019/7 | 0.115600米ドル |
2019/6 | 0.124400米ドル |
2019/5 | 0.118800米ドル |
2019/4 | 0.125600米ドル |
2019/3 | 0.110500米ドル |
2019/2 | 0.124600米ドル |
2019/1 | 0.111400米ドル |
2018/12 | 0.103700米ドル |
2018/11 | 0.106100米ドル |
2018/10 | 0.102200米ドル |
2018/9 | 0.100000米ドル |
分配を毎月出しており、2019年8月13日時点での分配金利回りは2.24%となっています。
短期国債のため、金利変動の影響を受けるのが早いです。
投資家からの評判は?
はい、今月も買ったので運用資金の10%がVGSHになりました
短期なので値動きが小さく、債権は株価と反対に動く傾向もあるのでリバランスしやすいと考えてます✨ボーイング(BA)は30年近く減配がなくて8年連続増配中みたいですね。
ウォッチしてなかったので、いま調べました。笑 https://t.co/uXDlJLLQVi— 複利のチカラで億り人 (@hiromethods) 2019年12月21日
#米国株投資
今の投資は、米国株ETFのVOO(S&P500)の1本。ある程度投資額が大きくなったら、VGSH(米国短期債ETF)への投資を予定。年始に考えていたのとは違うなあ…。コロコロ変えずにドッシリ構えていきます。— カズ (@kazu19810318) 2019年5月21日
そう思うんだけど、
ETFの米国短期債権(VGSH)買っても1年で1%下がったし利回りも1.7%。その上二重課税。
生債権は実質証券会社に2~8%手数料が必要で短期償還は不利。
日本では、いい投資手段が思い付かない。 https://t.co/zSDW1vLsCA
— たかやま@Takayama.O (@takayama70) 2018年11月20日
【VGSH】バンガード・米国短期国債ETFの評価
【VGSH】バンガード・米国短期国債ETFですが、低いコストで米国短期国債に分散投資できることが評価されています。
ボラティリティは非常に安定していますので、リスクを抑えて毎月配当金を得たい場合におすすめです。
下落相場に備えてポートフォリオの一部に加えておくことで、保有資産の安全性を高めることができます。
大きな損失は怖いという方や、とにかく低リスクで運用したい場合に活用してみましょう。
【VGSH】バンガード・米国短期国債ETFを購入できる会社はこちら
本ETFは海外ETFとなりますので、扱っている会社は下記となります。
証券会社 | ポイント |
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SBI証券 | 米国株式・ETFの最低手数料が無料 米国ETFを定期積立できるサービスあり。 海外ETFに低コストで投資可能。 |
マネックス証券 | 米国株式・ETFの最低手数料が0円 約3,000銘柄以上の米国株取り扱い。 米国ETFが実質手数料無料になるゼロETFがある。 米国株の時間外取引が可能。 |
楽天証券 | 米国ETFにおける最低取引手数料が無料 楽天レバレッジETFは手数料無料。 90日の指値期間。 |
サクソバンク証券 | 他社を引き離す業界最安の手数料が魅力。 米国ETF含めて6,000銘柄以上を取り扱っている。 |