SPDR® ポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETF(SPTM)は、米国株式全体に幅広く投資が行えるETFになります。
2018年7月から国内の証券会社で取り扱いが始まっています。
SPDR® ポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETF(SPTM)の詳細
上場市場 | NYSEアーカ取引所(NYSE Arca) |
---|---|
コード | SPTM |
ベンチマーク | SSGAトータル・ストック・マーケット指数 (S&Pコンポジット1500指数) |
設定日 | 2000年10月4日 |
信託報酬 | 年0.03%(税別) |
純資産総額 | 3560億米ドル |
売買単位 | 1株 |
決算日 | 年4回(3月、6月、9月、12月) |
管理会社 | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社 |
SPDR® ポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETF(SPTM)の特徴は、これ一つで米国株式の小型~大型株全体に分散投資が行えることでしょう。
保有コストは年0.03%と、国内最安の米国株式ファンドです。
同じ米国株式全体に投資を行うバンガード・トータル・ストック・マーケット(年0.04%)よりも、信託報酬が低くなっています。
またベンチマークも異なっており、本ファンドは「SSGA トータル・ストック・マーケット指数」を連動対象としています。
構成銘柄は約2,800銘柄と、若干バンガード・トータル・ストック・マーケットよりも少ないです。
ちなみにですが、2017年10月以前は「ラッセル3000」をベンチマークとしておりました。
全株対象としたことで、国外でも今後のパフォーマンスが注目されています。
業種別構成比率
国名 | 比率 |
---|---|
金融サービス | 21.23% |
テクノロジー | 19.29% |
一般消費財・サービス | 13.87% |
ヘルスケア | 13.87% |
生産者向け耐久財 | 11.03% |
生活必需品 | 6.47% |
エネルギー | 5.98% |
公益事業 | 5.02% |
素材・加工 | 3.78% |
その他 | 0.11 % |
構成銘柄比率
国名 | 比率 |
---|---|
アップル | 3.37% |
マイクロソフト | 2.62% |
アマゾン | 2.29% |
フェイスブック | 1.48% |
JPモルガン・チェース | 1.45% |
ジョンソン&ジョンソン | 1.24% |
エクソン・モービル | 1.23% |
アルファベット | 1.19% |
バンク・オブ・アメリカ | 1.08% |
ウェルズ・ファーゴ | 1.02% |
アップルやアマゾンなど、世界の大企業が上位に名を連ねています。
利回り・パフォーマンスは?
期間別騰落率
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
3ヵ月 | +8.63% | +8.56% |
1年 | +13.51% | +13.79% |
3年 | +11.35% | +11.39% |
5年 | +13.50% | +13.53% |
10年 | +13.29% | +13.43% |
※2020年9月末現在
ベンチマークとほぼ同リターンとなっており、上手く連動が取れていることがわかります。
配当金・分配金は?
2020年10月30日現在の配当利回りは年1.79%です。
投資家からの評判は?
わしのオススメSPDRのETFだと
SPTM(全米)
SPDW(米国除く先進国)
SPEM(新興国)で揃う。
しかも安い。上から40ドル、30ドル、35ドル投信はちょうど良い感じのが見つかっていない。SBI雪だるま新興国株式は良さそうだが。
— たっく🐈 (@tack4459) September 28, 2020
sptmも初耳です。私はVYMやVTIといった有名どころしか注目していなかったので勉強不足を感じています。米国株(ETF)は1株単位で買えますが、それでも多少の資金が必要ですからね。持っている資金と相談しながら購入する銘柄を選定する必要がありますね。
— エコフリ@投資ブロガー (@economic_free_) 2019年2月21日
今月ここまでのお買い物は全てETF。
(海外ETF)
VT $529.55(7口)
SPTM $181.34(5口)
VYM $87.36(1口)
BND $79.00(1口)
VWOB $74.37(1口)
(国内ETF)
1566 45,950円(1口)— エマさい@妄想投資家 (@emsai10) 2018年9月8日
SBI証券で7/13からSPTMの取り扱いを開始。海外ETFなのだけれど、経費率は0.03%。日本の投信を買うのが馬鹿馬鹿しく感じる。米国株に投資するのなら最良に近しい。
— 摩由璃 (@mayuriya) 2018年7月18日
SPDR® ポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETF(SPTM)の評価
SPDR® ポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETF(SPTM)ですが、国内最安コストで米国株式全体に投資できることが評価されています。
競合のバンガードETFと僅か0.01%の違いではありますが、常に最安コストでの運用を考えている方には最適なファンドと言えます。
ただベンチマークが異なるので、今後のパフォーマンス比較を行う必要があるかと思います。
しかし今までバンガード一択だった状況を考えると、選択肢が増えたことは素直に歓迎すべきことでしょう。
本ファンドを含めた低コスト海外ETFの登場で、個人投資家のETF普及に向けた起爆剤になるか注目です。
SPDR® ポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケットETF(SPTM)を購入できる会社はこちら
本ETFは海外ETFとなりますので、扱っている会社は下記となります。
証券会社 | ポイント |
---|---|
SBI証券 | 海外ETFで手数料最安水準 |
マネックス証券 | 米国ETFが実質手数料無料になるゼロETFがある |
楽天証券 | 楽天レバレッジETFは手数料無料 |