超低コストで米国投資適格債券に投資可能!バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)の評価と概要

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)は、アメリカの投資適格債券全体に投資しているETFになります。
2019年4月26日より経費率が引き下げられ、0.04%の信託報酬となっています。

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バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)の詳細

上場市場 NASDAQ(ナスダック)
コード BND
ベンチマーク ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス
設定日 2007年4月3日
信託報酬 年0.04%(税別)
純資産総額 365.28億米ドル
売買単位 1株
最低購入単価 9,004円
決算日 毎月
管理会社 ザ・バンガード・グループ・インク

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)は、高い格付けの米国投資適格債券に幅広く投資できることが特徴です。
投資適格債券とはBBB(Baa)格付以上の債券のことで、信用力が高い債権になります。

ベンチマークのブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックスとは、米国における残存期間1年以上の投資適格債券市場に連動する指数のことです。

2019年4月に信託報酬が引き下げられて、年0.04%という超低コストとなっています。
競合ETFであるiシェアーズ・コア 米国高配当株【AGG】(年0.05%)を下回るコストが魅力と言えます。

また本ETFは毎月分配金を出していて、分配金利回りは2%後半で推移しています。
債権に投資しているため値上がり益は期待しづらいですが、毎月安定した配当を得たい方にはベストなETFといるでしょう。

主なデータ

構成債券銘柄数 8,463銘柄
平均デュレーション 6.0年
平均残存期間 8.2年
実効利回り 2.9%
平均クーポン 3.2%

格付別構成比率

信用格付 比率
米国政府 63.7%
AAA 5.7%
AA 3.5%
A 12.4%
BBB 14.7%
BAA未満 0%

投資適格債券で構成されているので、BBB格未満の債券には投資を行っていません。

発行体別構成比率

発行体 比率
国債 40.8%
政府保証付不動産担保証券 21.1%
資本財 17.1%
金融. 8.9%
外国の発行体 5.6%
公益 2.0%
公共事業 1.8%
商業用不動産担保証券 1.8%
その他 0.5%
アセットバック証券 0.4%

信用力の高い債券に投資を行っていて、国債や政府の保証が付いた債券が上位を占めています。

利回り・パフォーマンスは?

期間別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
3ヵ月 +1.94% +1.82%
年初来 +2.97% +2.93%
1年 +5.33% +5.40%
3年 +1.85% +1.84%
5年 +2.51% +2.50%
10年 +3.65% +3.57%
設定来 +3.96% +3.96%

年間別騰落率

年間 ファンド
2018年 -0.08%
2017年 +3.54%
2016年 +2.54%
2015年 +0.49%
2014年 +5.87%
2013年 -2.11%
2012年 +3.99%
2011年 +7.86%
2010年 +6.25%
2009年 +3.46%

※2019年4月末現在

毎年2~3%前後の騰落率となっており、値動き自体は大きくありません。
ドル建ですが他の商品と比べると、比較的安定した値動きと言えます。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(1口当たり)
2019/4 0.19961米ドル
2019/3 0.18367米ドル
2019/2 0.19835米ドル
2019/1 0.19832米ドル
2018/12 0.19203米ドル
2018/11 0.19437米ドル
2018/10 0.18342米ドル

分配を毎月出しており、2019年5月3日時点での分配金利回りは2.89%となっています。

投資家からの評判は?

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)の評価

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)ですが、超低コストで米国の高格付け債券に分散投資できることが評価されています。
ボラティリティは低く安定した値動きとなっていますので、毎月コツコツと配当金を得たい場合に活用できます。

また株式メインのポートフォリオの一部に加えることで、リスク分散にも繋がります。
比較的低いリスクで安定した分配金が期待できることから、米国債券に投資を行う際の最有力海外ETFとなるでしょう。

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)を購入できる会社はこちら

本ETFは海外ETFとなりますので、扱っている会社は下記となります。

証券会社 ポイント
サクソバンク証券 他社を引き離す業界最安の手数料が魅力。
米国ETF含めて6,000銘柄以上を取り扱っている。
マネックス証券 約3,000銘柄以上の米国株取り扱い。
米国ETFが実質手数料無料になるゼロETFがある。
米国株の時間外取引が可能。
SBI証券 海外ETFに低コストで投資可能。
取り扱い数も多め。
楽天証券 米国預託証券(ADR)の取り扱いは業界最多。
楽天レバレッジETFは手数料無料
海外ETF
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