NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(略称:新興国株(為替ヘッジなし)ETF)は、「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に連動する動きを目指すETFになります。
2018年7月6日に野村アセットマネジメント株式会社から設定されます。
NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信の詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 2520 |
ベンチマーク | MSCIエマージング・マーケット・インデックス |
設定日 | 2018年7月6日 (上場日は2018年7月10日) |
売買単位 | 10口 |
信託報酬 | 年0.19%(税別) |
信託財産留保額 | 無料 |
純資産総額 | 3.5億円 |
為替ヘッジ | あり |
決算日 | 年2回(3/7、9/7) |
最低投資金額 | 9,500円 |
管理会社 | 野村アセットマネジメント株式会社 |
NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信ですが、信託報酬年0.19%と、国内ではiシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF(年0.23%)を抑えて最も低い新興国株式ETFであることが特徴です。
また投資信託を含めても「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」(年0.19%)と並び、最安の新興国株式ファンドとなっています。
ベンチマークのMSCIエマージング・マーケット・インデックスは、新興国24ヵ国の大型株と中型株で構成されています。
全936銘柄に投資を行っており、世界株式市場の約10%の時価総額に相当します。
組み入れ銘柄は?
銘柄 | 比率 |
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テンセント | 5.50% |
アリババ | 4.33% |
サムスン電子 | 4.32% |
TSMC | 3.49% |
ナスパーズ | 1.99% |
中国建設銀行 | 1.61% |
バイドゥ | 1.27% |
中国工商銀行 | 1.16% |
中国移動通信 | 1.04% |
中国平安保険 | 0.97% |
パフォーマンス・利回りは?
期間 | リターン |
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1カ月 | -9.4% |
3カ月 | -7.1% |
6カ月 | -3.1% |
設定来 | -5.2% |
米国金利上昇による新興国通貨安の影響で、本ファンドは下落基調となっています。
アメリカの金利上昇が今後も続く限り、新興国株式市場は軟調な展開になると思われます。
配当金・分配金は?
決算日 | 分配金(10口当たり) |
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2019/3 | 53円 |
2018/9 | 33円 |
年2回分配が行われて、2019年6月16日時点の利回りは年0.90%となっています。
投資家の評判は?
国内ETFって何がええんやろ
新興国株は2520が良さそう
先進国は2512でええんか?— 田中ちゃん (@ambience1985) 2019年5月13日
野村アセットさんオススメのETFは『日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)』と『新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2520)』の2本!
— ぽんとん (@TronPonton) 2018年11月27日
2520は貴重な新興国株の国内ETF、かつ信託報酬0.19%+税はeMAXIS Slim新興国株式とほぼ同水準なのだが如何せん知名度が…
— エマさい@ETF投資家 (@emsai10) 2018年11月21日
NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信の評価
NEXT FUNDS 新興国株式・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信ですが、インデックスファンドと並んで最も低い信託報酬の新興国株式ファンドであることが評価できます。
野村ブランドのETFですので、安定した資金流入が期待できます。
既存の新興国株式ETFと比較してもかなりコスト抑えることができ、新興国市場の株式に投資したい場合は最有力のETFになるでしょう。
おすすめな証券会社は?
東京証券取引所に上場しているので、国内のほぼ全ての証券会社で購入可能です。
少額(10万円以下)で取引を行いたいなら楽天証券、SBI証券、松井証券、取引ツールの使いやすさと手数料コストを重視するなら岡三オンライン証券を利用するのが最適でしょう。