経済成長が期待されるインド市場に投資可能!NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)の評価と配当・利回りなど解説

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)は、インド株式に投資を行っているETFになります。
2009年11月設定と古株の新興国ETFになります。

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NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)の詳細

上場市場 東京証券取引所
対象資産 インド株式
コード 1678
ベンチマーク Nifty 50指数
設定日 2009年11月24日
(上場は2009年11月26日)
信託報酬 年0.95%(税別)
純資産総額 51.7億円
出来高(月間) 3,593,000株
決算日 年1回(8月の各10日)
売買単位 100口
最低購入単価 15,300円
信託期間 無期限
信託財産留保額 0.5%以内
為替ヘッジ なし
マーケットメイク 〇:対象
資産構成 債券:69.4%
その他の資産:30.6%
管理会社 野村アセットマネジメント

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信は、インド株式指数のNifty50(インドルピーベース)を投資対象とする唯一のETFであることが特徴です。
インド株式指数で有名なのは「SENSEX指数」ですが、それに次ぐ代表指数がNifty50となります。

Nifty50はナショナル証券取引所に上場している50銘柄で構成されています。(時価総額加重平均型)
選出するにあたって時価総額だけでなく、流動性や浮動株比率なども考慮されます。

SENSEX指数とNifty50指数は構成銘柄が似ていることから、ほぼ同じ値動きで推移しています。
本ファンドはリンク債型ETFであるため、金融機関が発行したリンク債を通じて指数との連動を目指しています。

リンク債の問題点としては指数との乖離が挙げられます。
資金の流出入によって現金保有が増加し運用効率が下がること、またリンク債の満期により組み入れを行った際の売買コストがファンドのパフォーマンスに影響を与えます。

事実現在の資産構成は現金保有が3割あり、全ての資金を投資できていないです。
本ファンドでNifty50と完全に連動することは、あまり期待しない方が良いかと思われます。

ただインド株式に投資を行うETFは他にはなく、インデックスファンドにも存在しません。
アクティブファンドには「iTrustインド株式」等がありますが、信託報酬が高く安定した運用も期待できないためおすすめできません。

信託報酬は割高ですが楽天証券なら手数料0円で売買できるため、まとまった資金で取引する場合は活用しましょう。

組入上位銘柄

銘柄名 比率
NIFTY 1909 99.5%

利回り・パフォーマンスは?

期間別騰落率

期間 ファンド
1カ月 -6.7%
3カ月 -12.8%
6カ月 -3.2%
1年 -11.4%
3年 +18.7%
設定来 +49.4%

年度別騰落率

期間 ファンド
2018年 -7.7%
2017年 +30.8%
2016年 -5.2%
2015年 -8.8%
2014年 +44.7%
2013年 +13.9%
2012年 +34.9%

※2019年8月末時点

2年前に高値を付けて以降、レンジでの値動きとなっています。
ここ数か月は新興国株式が軟調なことから本ファンドの成績も良くありません。

また為替ヘッジを行っていないため、円高に進むと運用パフォーマンスにマイナスの影響が出ます。

配当金・分配金は?

分配金は今まで一度も出されておりません。

投資家からの評判は?

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)の評価

NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信ですが、国内から買いづらいインド株式に分散投資できることが魅力となります。
インドは将来的に世界一の人口になると言われており、経済成長が大きく期待されています。

ただ新興国株式ですので大きなリターンが狙える一方、下落時には大きなマイナスとなることには注意が必要です。
保有コストは高めですが唯一のインド株式ETFであるため、インド株式に投資したい場合は本ファンドを選ぶようにしましょう。

おすすめな証券会社は?

東証に上場しているETFですので、国内ほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。

コストを抑えたい場合、本ETFが手数料無料で取引できる楽天証券がおすすめです。
10万円以下の少額資金で投資を行うなら、手数料無料で取引が行える岡三オンライン証券SBI証券を利用するのが最適です。