最安コストで米国株式に幅広く投資できる!MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)の評価と配当・利回りなど解説

MAXIS米国株式(S&P500)上場投信とは、S&P500指数に連動した動きを目指すETFのことです。
三菱UFJ国際投信が運用するMAXISシリーズから、2020年1月8日に設定されます。

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MAXIS米国株式(S&P500)上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 2558
ベンチマーク S&P500指数(配当込み、円換算)
設定日 2020年1月8日
(上場日は2020年1月9日)
信託報酬 年0.078%(税別)
純資産総額 88億円
売買単位 1口
最低購入単価 10,000円
決算日 年2回(6/8、12/8)
信託財産留保額 無料
為替ヘッジ なし
マーケットメイク 〇:対象
管理会社 三菱UFJ国際投信

MAXIS米国株式(S&P500)上場投信は、最も信託報酬が低い国内S&P500ETFであることが特徴です。
今まで最安だったSPDR S&P500 ETF(1557)(年0.0945%)を下回るコストで投資できることが魅力です。

S&P500は米国大型株500銘柄で構成されていて、有名なNYダウよりも分散性が高くなっています。
多くのファンドのベンチマークとなっており、アメリカ株式を代表する株価指数です。

最安のS&P500インデックスファンドである「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と同じマザーファンドで運用されており、当初から安定した運用が期待されます。

また法改正により2020年1月1日以降、ETFの分配金に対する二重課税調整措置が開始されます。
本ETFも対象となれば二重課税が解消されて、実質的なリターンを高めることが可能となります。

ちなみにMAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)と同じく信託報酬は最安ですが、上場費用やライセンス使用料等が発生するため、実質的な負担コストは0.135%程度になるでしょう。

為替ヘッジ付きファンドが登場

2021年2月24日付で、MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(為替ヘッジあり)(2630)が設定されました。

本ETFのようなヘッジ無しファンドは円安になれば為替差益でリターンを得られますが、円高になった場合は損失となる場合があります。
ヘッジによるコストは発生しますが、為替リスクを抑制したい場合はこちらを利用しましょう。

上位組入銘柄

銘柄名 比率
アップル 5.4%
マイクロソフト 5.0%
アマゾン 3.7%
フェイスブック 2.0%
アルファベット クラスA 1.8%
アルファベット クラスC 1.7%
バークシャー・ハサウェイ 1.4%
テスラ 1.4%
JPモルガン・チェース 1.3%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 1.2%

パフォーマンス・利回りは?

期間別騰落率

期間 MAXIS米国株式
(S&P500)
オール・カントリー
(2559)
3ヵ月 +13.9% +12.11%
6ヵ月 +25.0% +25.67%
1年 +55.4% +56.07%
設定来 +26.6% +23.15%

年間別騰落率

年間 MAXIS米国株式
(S&P500)
オール・カントリー
(2559)
2020年
(設定以降)
+11.1% +9.9%

※2021年3月末時点

同時に上場したMAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)とパフォーマンスを比較してみました。
おおむね似たような成績ですが、直近では本ファンドが上回っています。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(1口当たり)
2020/12 63円
2020/6 27円

年2回の分配があり、配当利回りは年0.70%になっています。

投資家の評判は?

MAXIS米国株式(S&P500)上場投信の評価

MAXIS米国株式(S&P500)上場投信ですが、最安の信託報酬でS&P500に投資できることが評価されています。
国内ETFだけでなく、インデックスファンドよりも低い信託報酬で運用できることがありがたいですね。

税制改正で有利になる分配金の受取や、デイトレードで細かく取引したい方には最適なETFになるでしょう。
またeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)保有時の細かなスポット買いにも活用できます。

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