現物と交換可能な金ETF!純金上場信託(現物国内保管型)(1540)の評価・解説

純金上場信託(現物国内保管型)(1540)金価格に連動した動きを目指すETFのことです。

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純金上場信託(現物国内保管型)(1540)の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1540
ベンチマーク 金価格(金地金1gの現在価値)
上場年月日 2010年7月2日
信託報酬 年0.40%(税別)
純資産総額 1,476億円
平均出来高
(月間)
3,602,387株
売買単位 1口
最低購入単価 5,910円
決算日 年1回(1/20)
信託財産留保額 なし
管理会社 三菱UFJ信託銀行

純金上場信託(現物国内保管型)(1540)は純資産600億円以上と、国内最大規模の金ETF(上場信託)であることが特徴です。
信託報酬は年0.40%(税別)と、競合ファンドの中では割安の水準となっています。

さらに純金上場信託の最大の特徴として、金の現物(金の延べ棒)と交換が行えることになります。
実際にファンドが金の現物を買い付けて保管してるので、一定数量以上あれば現物との転換(交換)が可能です。

現物の裏付けがない金ETFの場合、運用会社が破綻した際に投資資金が戻ってこない可能性があります。
金ETF・投資信託を選ぶときは、現物との交換が可能であるかどうかも、検討材料とすることをおすすめします。

ただ金の現物と交換できる条件は厳しく、1kg以上5kg以内(小口転換)と30万口以上(大口転換)があります。
小口転換でも400万円以上分の金が必要ですのでご注意ください。

また小口転換が可能な証券会社は限られており、ネット証券ではSBI証券カブドットコム証券が対応しています。
SBI証券では手数料無料で転換できるのでおすすめです。

利回り・パフォーマンスは?

期間 リターン
3カ月 -0.02%
6カ月 -3.95%
9カ月 -3.23%
1年 +6.24%
2年 +33.86%
3年 +32.20%
5年 +37.46%
設定来 +67.66%

※2021年4月25日時点

コロナショック後一時6500円を超えましたが、現在は横ばいの値動きが続いています。
金自体は利回りを生み出しませんので、元からハイパフォーマンスを期待する商品ではありません。

投資家の評判は?

純金上場信託(現物国内保管型)(1540)の評価

純金上場信託ですが、国内初の現物を国内保管している金ETFとして上場しています。
SPDRゴールド・シェアなど海外に金を保管しているETFはありますが、事実上現物との交換は不可となっています。

本ETFは裏付けとなる資産を国内保有しているので、実際に金の延べ棒と交換できることや管理会社の破綻リスクを回避できることがメリットになります。

金に投資している投資信託もありますが、少額積立を行いたい場合でない限り、本ETFのような上場投資信託で取引することをおすすめします。
今なら一口5,000円台で購入でき、いつでも自分のタイミングで売買することが可能です。

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