円高リスクを回避して米国債券に投資できる!iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)(1482)の評価と配当・利回りなど解説

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iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)(1482)は、7年から10年期間のアメリカ国債を投資対象とするETFのことです。
国内では数少ない米国国債に投資できるETFになります。

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iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)(1482)の詳細

上場市場 東京証券取引所
対象資産 米国債券
コード 1482
ベンチマーク FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)
設定日 2016年5月26日
信託報酬 年0.14%(税別)
純資産総額 74.35億円
出来高(月間) 54,620株
決算日 年4回(1月、4月、7月、10月の11日)
売買単位 1口
最低購入単価 2,343円
信託期間 無期限
信託財産留保額 なし
資産構成 債券:98.18%
現金など:-1.16%
マーケットメイク 対象
管理会社 ブラックロック・ジャパン

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iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)(1482)は、返済期間が7年~10年の米国債券に幅広く投資できることが特徴です。
為替ヘッジを行っているため、為替変動リスクを気にせず運用できることが魅力です。

ベンチマークの「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」は、その名のとおり満期7年以上10年未満のアメリカ国債で構成されている指数となります。

本ETFだけでなくiシェアーズETF全般に言えることですが、一口単位なので少額で購入可能です。
また楽天証券ならiシェアーズETF手数料無料で取引可能なのでおすすめです。

ただ知名度が低いのか出来高は物足りない水準なので、まとまった数量を取引する場合は注意が必要です。
売りたいときに売れない可能性があり、短期の取引には向かないETFと言えます。

補足ですが、為替ヘッジを行っていない「iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジなし、1656)」も東証に上場しています。
ヘッジをしてない分値動きが大きくなりますが、ヘッジコストが気になる方はこちらを選択しても良いでしょう。

組入銘柄

銘柄名 比率
財務省証券 98.18%
キャッシュ、デリバティブ等 -1.16%

信用格付け

銘柄名 比率
AA+ 98.18%
キャッシュ、デリバティブ等 -1.16%

利回り・パフォーマンスは?

期間別騰落率

期間 1482
ヘッジあり
1656
ヘッジなし
1カ月 -1.68% +2.58%
3カ月 -5.80% +1.04%
6カ月 -7.53% -2.90%
1年 -7.04% -4.63%
3年 +7.90% +20.06%

年度別騰落率

期間 ファンド ベンチマーク
2020年 +8.04% -3.28%
2019年 +5.87% +7.73%
2018年 -2.14% -1.35%
2017年 +0.66%

※2021年3月31日現在

配当金・分配金は?

決算日 分配金(1口当たり)
2021/4/11 6円
2021/1/11 10円
2020/10/11 10円
2020/7/11 9円
2020/4/11 16円
2020/1/11 11円

年4回分配金が出されており、2019年6月20日時点での利回りは1.5%となっています。
米国債券ETFのバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)が2%超えであるため、やや低めの利回りと言えます。

投資家からの評判は?

iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)(1482)の評価

iシェアーズ米国債7-10年ETF(為替ヘッジあり)(1482)ですが、国内では投資しづらい米国債券に少額で分散投資できることが評価されています。
為替ヘッジが付いているので、円高リスクを排除して投資が行えます。

また以前はボラが高く投資しづらい環境でしたが、最近の値動きは安定していて買いやすくなっています。
信託報酬も国内債券インデックスファンド並みに低いことが魅力です。

分配金利回りが米国ETFと比べて低めではありますが、米国株口座を作るのが面倒で国内口座のみで投資していきたい方には、検討価値のある米国債券ETFだと言えるでしょう。

おすすめな証券会社は?

東証に上場しているETFですので、国内ほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。

コストを抑えたい場合は、iシェアーズETFが無料で取引できる楽天証券がおすすめです。
10万円以下の少額資金で投資を行いたいなら、手数料無料で取引が行える岡三オンライン証券松井証券SBI証券を利用するのが良いでしょう。