WTI原油価格連動型上場投信は、「WTI原油先物価格」に連動した動きを目指しているETFとなります。
国内初の原油ETFとして、2009年8月3日に上場しました。
WTI原油価格連動型上場投信(1671)の詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 1671 |
ベンチマーク | WTI原油先物価格 |
設定日 | 2009年7月31日 (上場日:2009年8月3日) |
信託報酬 | 年0.85%(税別) |
信託期間 | 無期限 |
純資産総額 | 379億円 |
出来高(月間) | 25,451,131株 |
信託財産留保額 | なし |
決算日 | 年2回(1、7月の15日) |
売買単位 | 1口 |
最低購入単価 | 1,362円 |
管理会社 | シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 |
WTI原油価格連動型上場投信の特徴ですが、国内でただ一つの「WTI原油先物価格」をベンチマークとしているETFということになります。
純資産が他の国内原油ETFと比較して、最大規模となっています。
また売買単位も一口で、最低購入金額が数千円となっていることも魅力的です。
活発に取引が行われていて流動性が高く、取引しやすくなっています。
ただ信託報酬は、その他の原油ETFと比べて高くなっていますので、長期保有時にはコストが足を引っ張る可能性があります。
あと円換算時のWTI原油先物価格になるということで、為替リスクがある点にも注意が必要です。
組入資産
資産 | 比率 |
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原油先物 | 100.04% |
外国債券 | 63.34% |
実質原油先物比率 | 100.04% |
組入債券格付
資産 | 比率 |
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AAA | 0% |
AA+ | 63.34% |
A | 0% |
BBB以下 | 0% |
平均デュレーション | 0.3年 |
利回り・パフォーマンスは?
期間 | リターン |
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1カ月 | +0.08% |
3カ月 | +34.52% |
6カ月 | +56.26% |
1年 | +36.66% |
3年(年率) | -21.47% |
5年(年率) | -9.27% |
10年(年率) | -14.38% |
設定来 | -78.67% |
年 | リターン |
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2020年 | -64.57% |
2019年 | +35.31% |
2018年 | -22.7% |
2017年 | -1.4% |
2016年 | 6.6% |
2015年 | -43.7% |
2014年 | -34.9% |
2013年 | 34.3% |
2012年 | -4.1% |
※2021年3月末時点
将来的な原油需要が減少する見通しから下落傾向でしたが、直近では大きく反発しています。
配当金・分配金は?
今まで一度も分配金も出さずに、運用が行われております。
投資家からの評判は?
米国債利回り上昇で苦しい時に、起死回生で上がってる銘柄を買い向かった。
気付いたら、買った原油銘柄でヘッジ出来てる❗
ローソク足
1671 WTI原油ETF
水色ライン
TNX 米10年国債過去も含めて相関性が非常に高い
レンジ相場の時は微妙だけど、大きく動く時は特に相関してる。 pic.twitter.com/95Wz546CDu— 格言マン【格言投資家】 (@kakugen_man_) March 8, 2021
WTI原油価格連動型上場投信、やっと制限値幅の上限が、買付平均単価を上回ってきた。売り注文出しまくっておこう。
— pentamamawork (@pentamamawork) 2018年9月26日
ガソリン高くなったなあ。その分はWTI原油価格連動型上場投信 1671でヘッジしてます。安くなる度に買って行くから相当プラス。今後の中東情勢考えても、ガソリン代沢山使う人にはオススメの金融商品ですぞ!
— 布川俊樹 (@toshnuno) 2018年5月18日
・金利は上がるが株価は下がる
・ゴールドの値段も一切上がらない
・債券も横ばい
・暗号通貨もさがる今資金が急速に戻ってきてるのがWTI原油価格連動型上場投信とかの原油ですね。
日足ベースの下限までついに来ました笑
60〜65万円になったらUSDTを一部決済、日本円も投入していきます。#btc pic.twitter.com/v5wBEXZz20— 壬生(MIBU) (@mibublog) 2018年2月6日
WTI原油価格連動型上場投信(1671)の評価
WTI原油価格連動型上場投信は、「WTI原油先物価格」をベンチマークとしている唯一の国内ETFとなりますので、WTI(西テキサス地方で採掘できる原油)の先物に投資を行う場合、必然的に本ETFで投資を行うことになります。
出来高が多いことから、原油に短期で取引したい場合には最適なETFとなるでしょう。
最低購入単価も安いので、約定金額10万円以下は手数料無料となる会社で取引を行っていくことをおすすめします。
おすすめな証券会社は?
東京証券取引所に上場しているので、国内のほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。
手数料の安さを追及するなら、むさし証券で取引を行うのが良いと思います。
少額資金(10万円以下)で取引を行いたいなら松井証券、取引ツールの使いやすさを重視するなら、楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券を利用するのが最適でしょう。