最安の新興国債券ETF!NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2519)の評価と配当・利回りなど解説

NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(略称:新興国株(為替ヘッジなし)ETF)は、「J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」に連動する動きを目指すETFになります。

2018年7月6日に野村アセットマネジメント株式会社から設定されています。

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NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 2519
ベンチマーク J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス
設定日 2018年7月6日
(上場日は2018年7月10日)
売買単位 10口
信託報酬 年0.19%(税別)
信託財産留保額 無料
純資産総額 9.2億円
為替ヘッジ なし
決算日 年2回(3/7、9/7)
最低投資金額 10,001円
管理会社 野村アセットマネジメント株式会社

NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信ですが、信託報酬年0.19%と、国内ETFでは上場インデックスファンド新興国債券(年0.45%)を抑えて最安の新興国債券ETFであることが特徴です。

またインデックスファンドを含めても「iFree新興国債券インデックス」(年0.22%)よりも低く、国内最安の新興国債券ファンドとなっています。
為替ヘッジはありませんので、為替レートの値動きがファンドのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

ベンチマークのJ.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラスは、トルコやメキシコなど新興国16カ国の債券で構成されています。
多くのファンドで採用されており、新興国債券の代表的な指数となっています。

国・地域別配分は?

国名 比率
トルコ 12.8%
メキシコ 10.8%
インドネシア 9.0%
ロシア 8.7%
ブラジル 9.0%
その他の国・地域 44.1%

組み入れ銘柄は?

銘柄 国名 比率
RUSSIAN FEDERATION ロシア 2.6%
REPUBLIC OF COLOMBIA コロンビア 1.5%
UNITED MEXICAN STATES メキシコ 1.4%
TURKEY GLOBAL トルコ 1.3%
UNITED MEXICAN STATES メキシコ 1.2%

上位銘柄はロシアやメキシコといった新興国の債券で構成されています。
全152銘柄と幅広く投資しております。

パフォーマンス・利回りは?

期間 ファンド 上場インデックスファンド
新興国債券
1ヵ月 +1.2% +0.18%
3ヵ月 -1.0% -0.91%
6ヵ月 +2.3% +5.32%
1年 +10.9% +11.20%
設定来 +12.7%

競合ETFの上場インデックスファンド新興国債券(1566)とパフォーマンスの比較をしてみました。
直近では上回っていますが、ここ1年の成績は負けています。

※2021年3月31日時点

配当金・分配金は?

決算日 分配金(10口当たり)
2021/3 209円
2020/9 178円
2020/3 180円
2019/9 341円
2019/3 220円
2018/9 57円

2021年3月は前年を上回る分配金となり、2021年4月21日時点の分配金利回りは3.87%です。
上場インデックスファンド新興国債券(5.03%)に比べると、利回り水準は低くなっています。

投資家からの評判は?

NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信の評価

NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信ですが、インデックスファンドよりも低コストの新興国債券ファンドであることが評価できます。

野村ブランドのETFですので、今後も安定した資金流入が期待できます。
為替ヘッジこそありませんが、ETFで高い利回りの新興国債券に投資したい場合は、最有力のファンドになるでしょう。

おすすめな証券会社は?

東京証券取引所に上場しているので、国内のほぼ全ての証券会社で購入可能です。

少額(10万円以下)で取引を行いたいなら楽天証券SBI証券松井証券、取引ツールの使いやすさと手数料コストを重視するなら岡三オンライン証券を利用するのが最適でしょう。